fc2ブログ


美味しいものを食べて、旅して、写真を撮って、本を読む。そんな日常の極上の楽しみを切り出した、至極個人的なブログです。
写真雑誌
DSC_1776
NIkon D200, TAMRON 28-75mm F2.8 MACRO Disney Land

20日あたりが一連の写真雑誌発売日

今月もあれこれ本屋でぱらぱらめくって
買ってしまったのだった・・・

 『デジタルカメラマガジン』
 『フォトテクニックデジタル』
 『SNAP SHOT magazine』

このほかに不定期で買うのがこれら

 『F5.6』
 『CL』
 『CAMERA Magazine』

SNAP SHOT magazineは今日創刊の
出版社のカメラ雑誌
裏表紙の宮崎あおいに惚れてかったという
噂の雑誌だが(爆)
いまどきの若者風の雑誌に仕上がっている

まあ、創刊号なので
いろいろと雑多に取り上げましたという
雑誌の作りになっているので
まだまだちゃんとした評価はできないが
個人的には同じ出版の雑誌としては
CAMERA MAGAZINEの方が好みだ

不定期な雑誌としては『F5.6』が一番かな
好みの内容に編集してあって
なかなか良いけれど
次回いつ発売になるのかなあ
一応4号は2011年春って書いてあったけど

定番の雑誌は
『デジタルカメラマガジン』
『フォトテクニックデジタル』
かな

雑誌ばかり読んだって
写真がうまくなるわけではないけれど
時々いいなこれっていう写真に出会えるのが
とても嬉しいのだな

今月号も良い写真に出会えると
いいなあと思う

単行本が捨てられない
P1080467
Panasonic DCM-GF1, LUMIX 20mm F1.7

模様替えをした際に
結構嵩張ったのが単行本
人気の作家本の多くは
既に文庫がでているのだから
初版本とかサイン本以外は
文庫に買い替えれば
スペースも少なくて済むのになと
そんな単行本の山を見ながら思う

ちろんすでに絶版になっているもの
文庫にならなかったもの
文庫と中身が違うもの
(時として文庫になる際に大幅改定がおこなわれるものもある)
そういうものは買い替えることはできないが
それ以外のものは
文庫にすべきなのだとは思う

だけど、
どういうわけだが僕は文庫に買い替えるという
省スペース行動がなかなかとれない
なんでだろうなと思うけど、
そうか、僕は単行本が好きなんだと
思い至った

でも、この際
本当に心を鬼にして
文庫へ替える作業をしようかなと思う
それに、もうこれはいいよねと思う本も
思い切ってBOOK OFF行だな

本が少なくなると
なんだか気持ちもスカスカになったような
そんな気分になってしまうのだが
でも、新しい本を本棚に加えるためにも
こんな作業はしていかなければいけないのだよね

まあ、今年1月に読んだ本の半分は
そのままBOOK OFF行なのだが
年間でそのまま本棚入りする本も
結構多いのは事実

最初から文庫を買えばいいわけだが
やはり新刊本を読みたいのと
単行本の大きさが好きなのだと
思うのだ

今月末の休みには
本の整理でもするかな

2011年1月のReading Tracks
CONTAX-T
Panasonic DMC-GF1, LUMIX 14mm F2.5 CONTAX-Tを撮る

一月は、読まなくちゃ!って気合入れた割には軽めの本が多かった
再読も含め読んだ本は以下のとおり

 『グラスホッパー』  伊坂幸太郎
 『悪の教典(下)』  志貴祐介
 『雙眼の少女』  麻耶雄祟
 『不倫純愛』  新堂冬樹
 『セカンド、ヴァージン』  大石静
 『スローハイツの神様(上)』  辻村深月
 『スローハイツの神様(下)』  辻村深月
 『樋口可南子のいいものを、すこし。』  樋口可南子
 『傾物語』  西尾維新

伊坂幸太郎は、リズム感のある文体で結構さくさく読ませてくれるけれど、このストーリーはだからなに?ってかんじで、ちょっとなあ。たしかにいろいろと悪党たちがかかわりをもってつながっていく割には、あっけなかったし、もうすこし奇想天外なストーリーに発展すれば、さらに面白かったのにって思った。

悪の教典は『このミス』で一位を撮っただけあって、なかなか読みごたえあったし、読みやすかったけど、正直、嫌い(笑)。何がどうって説明むずかしいけれど、やはりストーリーは好きじゃないなあ。

『雙眼の少女』は17歳でそんな聡明であるわけはないとおもいつつ、結構、探偵というキャラに引き込まれるうまい作品だった。次作希望!(笑)

『不倫純愛』と『セカンド、ヴァージン』はまあ、勝手にしてくださいという感じか。

『不倫純愛』は、若い作家の身勝手な行動を描いた作品だが、まあ、そんな目的だよなというのが最初から読めてしまう展開には、途中で飽きた。

それからNHKドラマになったわりには『セカンド。ヴァージン』はやや凡庸だったなあ。鈴木京香とふかきょんというのがまさにはまり役ではあったが。 

『スローハイツの神様』は、ややこの手の小説は苦手って意識があるけれど、そんなに違和感なく読めたかな。でも、うーん、立て続けに読みたい系統の作品化といえば、ちょっと違うかな。スローハイツの住人のそれぞれのキャラや関係は結構好きかもしれない。

で、昨年のクリスマスイブに発売になった西尾維新の『傾物語』(化物語最新作)を再読したが、これは好きだ。さらに薀蓄と戯言が増えたが、ついつい電車で読んでいるとギャクに笑う・・・。ちょっとやばいかも。

樋口可南子さんの本は、何処かの雑誌に連載されていたエッセイ集。一つ年上のお姉さんの、お気に入りを集めた本。年を取ってくると、こういう本を休日の午後に好きなところからなんとなくめくりながら読むのが好きになるなあ。じじいになった証拠か・・・orz

とまれ、これっていう小説に出会えていないので、2月はもっと面白い本に出会えたら嬉しい!

男性ファッション雑誌はなにを読むべきか
ベーリックホール
CONTAX-T, PROVIA 100F 横浜山手 ベーリックホール

今年になってあれこれ本を読むようにしているが
(その話は今週末にでもゆっくりとReading Tracksで)
雑誌に関していうと
一体全体何を読めばいいのかって
このところすごく迷っている

というのも
良い年の大人になったんだから
少しは身だしなみにも気を付けないとね
と思い始めたから

普段のスーツにしろ
制服だからみたいな感覚だと
お洒落の要素は全く欠落するし
それではやはりだめだめおやじに
成り下がってしまいそうな気がするのだ

いろいろな人と会議で議論する場合も
一対一で来客対応する場合でも
ちょっとおしゃれなレストランで食事する時だって
やはりそれなりに身だしなみには
気を付けておきたいもの

考えてみれば、そんな視点は
僕には全く欠落していたなあと

さらに平日の格好に至っては
ジーンズにTシャツ
あるいはこの時期なら、ユニクロのフリースorz

原因はおしゃれに興味がなかったこと

でも、思い立っただけではどうにもならないわけで
一体全体どうすればいいんだ?と悩むことしきり

で、冒頭の雑誌の話に戻るわけだ

女性誌の場合は、様々な選択肢があって
それぞれ興味のあるものを見ては
いろんなトレンドやら
さまざまな種類の商品、着こなしを勉強できそうだが
こと、男性誌の選択肢はあまりにも狭い

だいたいイタリア人のモデルを持ってきて
恰好いい服を着せたって
それが僕に似合うわけもなく

しかもそんな雑誌に限って
0が一桁多いのでは?といった商品が
掲載されていたりする

時計に300万円?
それは無理だ

せめて10万円以内の金額で
スーツは何を選ぶかだろ

ちょっとスポーティーな格好を
プライベートでするには
何を着ればいいのか?

そんなことを悩んでいるおじ様たちが
この世には沢山いるはずなのだけれどもね

まあ雑誌に頼ろうとする考え自体が
そもそも間違っているのかもしれないが
でも、ではどこでそんなことを学ぶのか

誰か指南してくれないだろうか
僕のだめだめファッション・・・



本を読むときの視点
DSC_0331
Nikon D200, TAMRON 90mm F2.8 MACRO

結局去年の年末には
大した数の本を読めずに
終わってしまった

今年はまたまた
ミステリーを中心に
いろいろと読みたいと
思っているのだが
一体全体何を読んでいいのやら

本屋に行く時間があれば
もう少しぱらぱらと本をめくってみようかなどという
気持ちになるのだが

そういえば、年賀状に
昨年読んだ本で気に入ったのは
『これからの正義の話をしよう』と『告白』だったと
いつも大変お世話になっている
弁護士の先生が書いてくださった

『これからの「正義」の話をしよう――いまを生き延びるための哲学』は
僕が書くまでもなくとても有名になった
マイケル・サンデルの哲学書

哲学書といっても
社会に生きるうえで
僕らが直面する
正解のない
でも決断をせまられる問題についての検討

さらっと斜め読みだけはしたが
要するに倫理哲学という感じか
今年も某大学の前期講義を受け持つので
学生に読ませても面白いかも

『告白』は松たか子主演の映画にもなった
秀作小説
証拠を立証することの難しさが
良く描けているとその弁護士先生は言う

一方、とても暗い気持ちになりましたという
コメントをつけている人もいて
ちょっと読むのがねえと思っている

普段は、ただ単にミステリーはミステリーと
素直にそのまま読んでしまっているのだが
小説を社会問題とか経済問題とか
そんな観点で紐解いてみるのも
もしかしたら、とても面白いのかもしれない
今年はちょっとそんな視点で
読書してみようか

で、今年一冊目は
『悪の教典(下)』である