
昨日、壊れたデジカメを直しに末広町へ行ったときに、こんなお店を見つけました。
黒焼き・・・。
聞いたことがありません。
これは一体なに?
広小路から外神田に向かう右手は旧黒門町で、以前は黒焼屋が軒を並べていた。今の人はイモリの黒焼きというものを知らないだろうが、催春剤よりもっと高尚な作用を及ぼす薬である。つまり想う相手に、この薬を使うと、先方もこっちを恋愛してくれることになっている。それも相手に黒焼きを服用させる必要もなく、相手の気付かぬうちに、その頭上にふりかけさえすればいいそうである。この頃流行のフリカケの一種らしいが、恋愛という精神的食欲を誘うのだろう。
そんな黒焼を、大きな看板を出して黒門町で売ってたのである。少なくとも、十軒ぐらい黒焼屋があって、どこも元祖を名乗っていたが、今度、電車の窓から覗いて見ると、たった一軒、総元祖という黒焼屋が残ってるだけだった。黒門町も大きな特色を失ったわけである。(中略)
『獅子文六「ちんちん電車」』より
このお店は外神田6丁目にあって、黒焼の種類は、「蝸牛(カタツムリ)」「馬歯(バシ)」「地龍(ミミズ)」「意守(イモリ)」「寒鮒(カンブナ)」等々なんだそうです。いわゆる漢方薬の部類なんでしょうかねえ。でも、うーん、ちょっと敬遠かなあ・・・。

ふむー、こんなものがあったですね。
まるで、旅先でみつけたものという感じです。
この紙のようにぺらぺらなのは、お豆腐です。
中国の押し豆腐の一つ。
これがきしめんや素麺のように細く切ってあるのは食べたことがありましたが、
こんなぺらぺらのものははじめてでした。
「豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえ!」って、
角がないんですけど・・・。(笑)
中国の押し豆腐の一つ。
これがきしめんや素麺のように細く切ってあるのは食べたことがありましたが、
こんなぺらぺらのものははじめてでした。
「豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえ!」って、
角がないんですけど・・・。(笑)

菊廼舎の「富貴寄」。
姪の成人式のお返し。
まだまだ知らない和菓子がたくさん。
菊廼舎
住所:東京都中央区銀座5-8-8 銀座コアビルB1
電話:03-3543-8866
HP:http://www.ginza-kikunoya.co.jp/
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