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美味しいものを食べて、旅して、写真を撮って、本を読む。そんな日常の極上の楽しみを切り出した、至極個人的なブログです。
本は作者を見て買うこと
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僕は長距離通勤者なので、毎朝晩、PSPやら英語の教本やら、小説などが大活躍する。

今クールはあまりみたいドラマがないので(見ているのは「トップキャスター」と「医龍」ぐらいか。ああ、とりあえず「おいしいプロポーズ」は見ている。もちろんチャングムも。)、PSPでのドラマ三昧はこれは週の前半で終わる。

(ちなみに英語は最近は朝ごはんを食べながらスタバでということになっている。)

なので週の後半はもっぱら読書ということになるのだが、手当たりしだい読んでいるので時々飛んでもないことが起こってしまうのだ。

実は、ミーハーでもある僕は、江國香織と辻 仁成の『冷静と情熱のあいだ』が好きなのだが、昨日久しぶりに早くオフィスをでて立ち寄った本屋に平積みされていた本の帯に「同じシュチュエーションを男と女それぞれの視点から描いた・・・」などと書いてある本を良く見ないで購入してしまった。

本の題名は『愛は嘘をつく』。

読み始めてすぐに???不倫している男女のなんともまあ、ちょっとここにはかけない描写がこれでもかと陳列されているではないか。

こんな本を買ったつもりはないと思い、作者の名前を見たら、神崎京介だった・・・。

だって表紙も上のようなものだったし・・。こんな奴だったら、さすがに買わなかったでしょ・・・。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/4062649608/249-0791844-4677148?v=glance&n=465392

でも中身は同じ。

さすがに厚顔無恥の僕でも、電車の中では読めなかった・・・(笑)。 もちろん買った以上は全て読むが(爆)。

これから本を買うときは、帯と表紙にだまされないで、ちゃんと作者を確認して買わなければいけないという教訓だった。


本といえば、『エンキョリレンアイ』(小手鞠るい)はだめだめだった。筋が粗すぎで、こんなことはアリエン!と思わせるし、あまりにも稚拙だ。違う作家が書いていたら、もう少し上等な作品になったかもしれない。後半は良かったのだけどね。それでも、ぜんぜん書けてない。

帯に上戸彩が「こんなに涙が出た本はありません」見たいな文章をかいているが、やらせぼったくりだよなあ。このコピーでは。

で、今日からは『キップをなくして』(池澤夏樹)を読む。こういう上質なファンタジーを時々読まないと、なんだか灰色のくすんだおやじになり下がってしまうような気になってしまうので。

     ☆ミ     ☆ミ     ☆ミ

今朝のひらた

体重:72.0kg
体脂肪率:22.2%

なんか数百グラム単位でも体重が減っているのはうれしいかもしれない。数字が少なくなるのを見ると、励みになるなあ。