
なんだかすっかり体調が悪い。鼻がぐすぐす、喉がいがいが、咳がこんこん、そして体がだるだる。これって風邪と花粉症の合併症か?喉の痛みが引いたのは良いのだけれど、会議をして人と話をするのが商売の身としては、やはり喉がやられるとつらい。しかも、直りが遅い。花粉症にも喉にもよいと、ホールズなめているんだけれど、でも、あまり効果がないみたい。トローチの方がいいのかもしれない。
追い討ちをかけるように、花粉症の薬でかなり眠い。特にランチの後の午後の時間は使い物にならない。ひとりの部屋にこもっていると、ついつい空中遊泳。気力もなえる。
どうにかこんな状況から復帰したいと思いつつ、ランチは人形町まで散歩がてら出かけるのだけれど、どうにもこうにもからだのだるさは引かないのだ。
ところで、人形町はいろんなお店がある面白い未知空間。昔からの老舗があると思えば、出来たばかりのおしゃれな雑貨とかもあるし、歩いていて飽きない街だ。そんな町をふらついては、美味しそうなお店を除いてみるのが、目下の楽しみ。
今日当たり、美味しいパスタの店が見つからないものだろうか。

(D200)
スタッフがイギリスに調査に行ってきた。
お土産でもらったのガGODIVAのビスケットとフォートナムメイソンの紅茶。
Nikon D200にSIGMA 18-50mm F2.8をつけて、50mm側で撮ってみた。
もちろん絞りはf2.8。
ISOは三脚なしなので800。

(P5100)
で、こちらがNikon COOLPIX P5100で撮ったもの。
絞りは開放のf2.7
シャッタースピードは、D200と同じ1/15秒。
ISOは同じく800。
うーん、35mmと50mmだとこんなに違うのか。
やや、ホワイトバランスが黄色いのがP5100の特徴か。
というか、D200は、僕が勝手にホワイトバランスをあわせているだけなんだけど。
やはり、デジ一はいいなあと。
P5100のダメなところは、シャッタースピード調整の段階が大きなこと。
ホワイトバランスが黄色いこと。
RAWじゃないこと。
でも、まあ、サブ機なのだから、これだけ撮れれば十分か。

体調がいまいちなので、今日は家で爆睡。
その間にいくつか本も読んだ。
最近は、書斎になるはずだった、でも近日息子の部屋になるであろう納戸と化した書庫の片付けをしているうちに、ついついはまって読んでた片岡義男。
読んだのは、以下のとおり。
『幸せの白いTシャツ』
『彼のオートバイ、彼女の島』
『いい旅を、と誰もが言った』
『湾岸道路』
『彼女と語るために僕が選んだ7つの小説』
『長距離ライダーの憂鬱』
『ときには星の下で眠る』
『いい旅を、と誰もが言った』
『コーヒーもう一杯』
『恋愛小説』
『Ten Years After』
片岡義男以外に前回のTearding Tracks以降読んだのは、いかのとおり。
『【新釈】走れメロス』 森見登美彦
『クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ』 梶尾真治
『刀語第四巻』 西尾維新
『光の指で触れよ』池澤夏樹
『やがてヒトに与えられた時が満ちて… 』池澤夏樹
『わたしの台所手帖』平松洋子
やはり池澤夏樹はいいなあ。
ちなみに公式サイトはこちら!
http://www.impala.jp/

あまりお腹がすいていなかったのだが、淀屋橋のフレンチ、ラ・クロッシュに寄れという知り合いの勧めがあったので、タクシーでラ・クロッシュの前につけてもらったものの、なんと今日は予約で満席なのだとか。残念。
なかなかよさそうな店だったので、是非次回リベンジである。
で、そのまま北浜へ行き、軽くランチということで、前から一度行ってみようとおもってたパティストリー「Gokan」へいった。

なかなか趣のある外装の店で、中はクロワッサンの良いにおいが立ち込めている。
いろんなお菓子があり、どれも美味しそうだった。
お米の純生ロール、これは食べてみたいお菓子だ。

さて、二階にあがると、ランチを食べることができる。
そこでは、クロワッサンとブリオッシュのプレートが用意されている。
サラダとハム、チーズが乗ったプレートは、オープンサンドを作って食べるというもの。
苺のヨーグルトドリンクがなかなかおいしかったなあ。
風邪で体調がめろめろなときには手ごろな量である。
ちぐさんにおしえてもらったお店は次回のお楽しみに!

大阪城から北浜へ向かうタクシーの中で運転手さんが言った。
「大阪城の梅林は今が盛りでしょう。ごらんになりましたか?」
「ええ???そうんなんですかあ?」
「じゃあ、北浜に向かう前に、大阪天満宮によってみます?」
なんか、運転手さんに乗せられたという感じでもあるが、でもせっかく梅の名所があるんなら、よってみるのも酔狂。というわけで、ちょこっと車をつけてもらって、そのまま大阪天満宮まで。
天満様は、どこでも梅の名所。
近所だと、京都の北野天満宮が有名だ。
大阪天満宮は、北浜から天満橋を渡った先。
実は、ここも初めて。

大きな境内に、拝殿のまえに紅梅、白梅の見事な鉢が置かれていた。
まだ満開というほどではなかったが、見事な枝ぶりに惚れ惚れと見上げてしまった。
見事に満開の梅の花は「続きを見る」をクリック。

夕べから喉が痛い。
どうも、スタッフの中で蔓延している風邪を頂戴してしまったらしい。
お嬢の風邪は喉から鼻に来たというので、僕も鼻に来るのか。
夕方から大阪出張なので、ひどくならないといいのだけれど。
心配なので、さっき健保に行って沢山薬をもらってきた。
で、今日のランチは八丁堀のおすし屋さん「ちとせ」で握り。
ここは、N証券のTさん行きつけの店らしい。
今日は別のひととおったので、合わなくてよかった(笑)。

にぎりのしゃりに赤酢を使っているとのことで、握りの下に見えているしゃりが、まるで玄米のように見えるのだけれど、普通のお米らしい。
丁寧に握ってあるので、なかなか美味しいのだけれど、今日は喉の調子があまりにも悪くて味も今ひとつ鈍感。

お通し?!に鮪の煮たものが出されるが、生姜の味が利いていておいしい。
だれかちょこっと接待するのにはよさそうなお店だ。
こんど、ちゃんと体調の良いときにサイトトライ!

帰りに坂本公園で梅が咲いているのを発見。
これも紅梅。
今年はまだ白梅をみていない。
まだなんだか新しいカメラになれないので設定が自分の好みに出来ません。
ややホワイトバランスが黄色よりかと・・・。

東京中央区新川にあるビストロ。
茅場町から徒歩10分弱。
ランチをしに行くにはちょうど良い距離か。
ここは知人の経営するお店なので、なんどもこのブログには登場する。
先日 All Aboutのガイドの新年会をやって以来の訪問。
でも、今日は彼はいなかった。

今日のランチは、岩手産鶏のソテー。
ワンプレートランチなのだが、メイン、バターライス、サラダ、そして付け合せ。
今日の付け合せはジャガイモ。
奥に見えるのが、バターライス。
普通盛りでも結構な量がある。
本当はこれにスープが付くといいんだけどなあ。

肝心の鶏肉だが、皮がかりっと焼けていておいしい。
ここのシェフは焼き物が上手だと聞いてたけれど、鶏の皮をこんなに美味しいと思ったのは始めてかも。
ソースはカレークリームソースということだったけれど、カレーの風味はとても控えめ。
その分クリームの柔らかさが引き立ってた。
今度は牡蠣フライかな。
それとも鶏もも肉のコンフィかな。

スタバから大好きだったシナモンレーズンベーグルが消えてしまったので、朝ごはんはどうしようかと、ここ数日迷っている。
今朝は豆乳パンケーキ。
ふんわりとやわらかくて、なかなか美味しい豆乳パンケーキなのだが、ついついシロップを沢山かけてしまうので、「ダイエットはどうした!」という声が聞こえてきそうだ・・・。

昨日とどいたNikon COOLPIX P5100。充電も完了させ、初始動。
この手の写真を撮ることが多いので、朝のスタバはテストに打って付け。
まずは、マニュアルモードで普通の風景。
ちょっとおしゃれなスクエアフォーマット。
表示は1/3団子との表示にはなっているのだけれど、絞りの段階が結構おおまかなので、細かい調整が出来ないのがつらいところ。
でも、結構クリアーに撮れるのはうれしいかも。

いままでこれだけで近づくのも大変だったIXY DIGITAL L3。
でも、P5100なら、ぜんぜん問題なし。マクロモードだと4cmまでOKというのはうれしいところ。
ただ、やはり35mmというのは視野が狭いなあ。
せめて28mmだったらうれしいのに。
テレコンバーターなど付けるのはやなので、一生懸命体をそらせて撮ればいいんだけど。
まあ、まずは慣れることか。

あれこれ迷ったのだ。
Nikon D200のサブ機として使っているCanon IXY DIGITAL L3はそれ自体は良いカメラだとは思うのだが、でも、マクロが使えて、それなりに深みのある写真の撮れるカメラがほしかったのだ。
ほしいコンデジは沢山あった。
たとえば、リコーのGRD2とか、Canon G9とか。
値段でいれば、GRD2は7万円、G9が5万円。
それに近い機能がありながら、価格が3万円を切ったCOOLPIX P5100に目がくらんだ。

思いのほか小さいし、ファインダーを覗きながら撮るというスタイルもなんだかとても気に入った。
12.1メガというのはあまり魅力ではなかった。
広角側が35mmというのも、GRD2のようにもう少しワイドの方がいいなあととおもう。
しかも、最近すっかり魅力に取り付かれているRAW現像ができないのもねえ。

でも、惚れてしまったものは仕方が無いというもの。
恋は盲目なのだ。
さあ、これでどんな写真が取れることやら。
(Nikon D200でCOOLPIX P5100を撮る。)

昨日は、「手食宗家」という集まりにご招待いただき、新川のWindward Cafeに行ってきた。
手食とは、読んで字のごとく、「手で食べる」ということ。
食事を手で食べるのは、それこそボーイスカウト時代に、箸を忘れて、小枝をナイフで削って箸を作ったものの、使いにくくて、皆で手で食べちゃおう!見たいな乗りで食べた以来なので、それこそ、もう35年以上も前のこと。
もちろん、手で食べるのがデフォルトになっているインド料理を!ということではある。つまり、皆で南インドの料理を作って手で食べましょうという集まりなのだ。
手で食べるというのは、なんとも奇妙なもので、まず、指に感じる料理の感触というのにとても違和感を感じる。これはもう長い間、手で食べるということをしてこなかったせいなのだ。そもそも、箸やスプーン、フォークを使うのが当たり前だった。
で、もっともショックだったのが、自分の指なのに、うまく食べられないのだ。ご飯とカレーを指先で混ぜて、つまんで口に持っていくだけの作業なのに、それがうまくできない。これは相当ショックなことであった。
箸を使えるということと、手でご飯が食べられるということでは、どっちが脳に対する指令として複雑なんだろう。箸が使えるのに、指でご飯が食べられないというのは、なんだかとても簡単なことをすることが出来ないような気分で、非常にショックだった。
(続きは「続きを読む」から!)

開店以前から知人に教えてもらっていたし、開店後も、とても雰囲気の良いお店としてうわさは耳に入っていたのだが、如何せん、西荻窪という未知の町、しかも通勤経路からはおおきくはずれるということで、なかなか行くことが出来なかった「常淡茶舎」にようやく行くことが出来た。
西荻窪の駅から数分。
住宅街の中にある小さなカウンターだけの茶館である。
しかし、質素ななかに、とえもセンスの良い内装が施された、落ち着いた雰囲気のお店でもあった。
茶館やお茶については、そのうちちゃんとAll About[中国茶]の記事としてUPするために取材させていただこうと思っているのだが、今日は初日ということで、ランチをいただいた。
魯肉飯。
いわゆる中華風そぼろご飯。
甘辛く煮込んだひき肉をご飯の上にかけて食べるもの。パクチーがなんともいえないアクセントを加えている。

スープは、肉団子か魚団子を選べるのだが、セロリのチキンスープという感じ。
なかなかおいしい大根やきゅうりのお漬物が付いてくるのもうれしい。
他にも、ちまきやビーフンなどがメニューに載っている。
いかほどかの金額を足せば、これにおいしい台湾のお茶をつけることが出来るのもうれしい。
オーナーの林さんと台湾の食文化について話をしながらいただいた魯肉飯は、とても美味しかった。

3月にお台場の東京カルチャーカルチャーで中国茶トークイベントを開催することになり、その打ち合わせのために、のーとみさん、ほりきりさんと中野のイル・プリモというイタリアンレストランにいった。
ここは、よしながふみの本に掲載されており、店構えやお店のサービスはいまいちだけれど、味が美味しいという口コミがあちこちで見られた店であった。
実際に予約の電話を入れたときに出たおにいさんの無愛想なこと。実際にサーブしていた彼なんだろうけど、その無愛想さは、食事にはあまり邪魔にはならなかった。べたべたとした過剰なサーブよりもよほど潔く、逆に気持ちがいいほどだった。
で、打ち合わせといいつつも、料理にすっかり気をとられる結果に。一皿ごとに、「おいしいねえ!」という言葉が漏れるほど。
店の中はとても狭くて、18席程度しか用意されていない。それでもどのテーブルも埋まっていた。
パスタをいろいろと頼んだのだが、どれもかぶらない味わい。
お会計も明朗で、3人で鱈腹デザートまで含めて、一人5000円。
ご馳走様でした!
写真は、魚介のサラダバジリコ風。
様々なボイルドされた魚介類海をバジルソースで合えたものだ。
海老・帆立・イカ・タコがとにかくもりもり入っていて、それを少し甘味のあるバジルソースが覆っている。
バゲットを頼んでソースを最後まで食べてしまったのはいうまでもない。
イル・プリモ(IL PRIMO)
住所:中野区中央5-46-5 池田ビル 1F
電話:03-3384-3981
続きの料理写真は「この続きを読む」からドーゾ!

バレンタイデイというのがなんか変質してきている。
まあ、おやじなんかに義理チョコを渡すよりも、自分たちで交換して食べる友チョコの方が、まっとうといえばまっとうだと思う。
ましてや、チョコレートが好きだという男性がいかほどいるのか。
僕も若かりし栄光の日々をすごしていた頃は、チョコレートが苦手だった。
「何でチョコレートなんだ?こんなチョコレート会社の陰謀には乗ってはいかん!」と声を大にして、死屍累々と摘みあがったチョコレートの山を、母親と姉貴にすべて引き渡したものだった。

ところが、そんな栄光の日々が遠く過ぎ去り、気がつくと、時代は美味しいチョコレートを海外からあれこれ輸入するようになり、おや、チョコレートも美味しいじゃないかと思うようになった頃には、手元に届くチョコはほんの数個。
まあ、それはそれで仕方がないのだが、バレンタインデイ限定で、普段東京で買うことの出来ないチョコレートが進出してくるというのに、売店にはうら若き女性ばかりという状況を見るに付け、「なんとも悲しきことよのお」とため息をつくことになる。
勇気のあるチョコレート好きのおやじよ、そんな状況に負けずに、限定チョコを買いに行くのだ!(でも、僕には出来ない・・・)

というわけで、そんな限定チョコを下さった心優しきお嬢様方(含む嫁)には感謝感謝なのである。
やはりこの年になると、数よりも質なのだ。
美味しいチョコレートは大好きなのである。
ああ、もちろんマカロンも忘れずに!(笑)

今日は午前中役所の会合の後、同席した知り合いと一緒に、虎ノ門のKIHACHI(アークヒルズに近いところにある。)へ行き、ランチ。
こんなところにKIHACHIなんかあったの知らなかった。
いわゆるホテルオークラのすぐ近く。
役所からは徒歩で10分弱。
さすが外資系出身者。
で、ランチプレートを食べた。
鳥の腿肉がチーズのリゾットの上に乗っていて、海老のフリッターが三本。
蕪のポタージュにバケット。
これにコーヒーとチョコレートのブリュレなどのデザートが付いている。
まあ、KIHACHI値段だから、ちょっとお高め。

女性向けかな。
実際に近所のOLさんが沢山来てた。
今度は、菊池寛実記念智美術館の中にあるCafe ヴォワ・ラクテでランチしたいものだ。
でも、懐の暖かいときにね(笑)。
今日はバレンタインデイ。
まあ、戦果は押して知るべし。
息子にも負けるかな・・・。

東京の下町に含まれる小伝馬町。
時代劇なんかを見ていると名前が必ず出てくるけど、あまり歩いたことはない。
日比谷線で人形町の次だから、本当に近い町なのだけれど、ほとんど用事がなかったりする。
でも、たまたま、隠れ家のようなカフェがあるよ、中国茶も飲めるよと聞いたので、ランチの時間にこそっと行ってきた。
なにしろ2駅。
ものの5分で付いてしまう。
表が雑貨屋さん。
表札?には「紅」とあるので、「べに」だとおもったら「momi」と書かれている。
「もみ」というのがお店の名前らしい。

表の扉を開けて入ったら、「ランチだったら裏に回ってください」といわれた。
細い路地を入ると、お座敷があって、そこでランチを食べられるのだ。

ランチの時間は残念ながらランチメニューのみ。
でも、まずは紅花茶をグラスで出してくれる。

町屋の座敷をそのままcafeにしましたというつくりで、ガラス戸からさんさんと日差しが差し込む。
まぶしいぐらい。
ガラス戸の向こう側には濡縁と小さな庭。
居心地の良い空間だ。

そしてランチ4種類の中から、僕は肉じゃが定食を。
五穀米、野菜スープ、湯葉の炊き上げ、そして肉じゃが。
小さなチョコレートムースがついている。
男性にはちょっと小さなポーション。
でも、ちょっと食べ過ぎの日が続いた今の僕にはちょうど良い。
こんどは、お茶の時間に着てみたいものだ。
紅(momi)
http://www.momicafe.com/

書斎獲得作戦実行すれども・・・。編集する 2008年02月11日16:14 そろそろ本気になって書斎を作ろうと、この三連休の数時間、北側の6畳の納戸と化している部屋で本の片づけを試みる。
がしかし、「これは手元においておきたい本」、「これは売る本」、そして「これは到底売れないので捨てる本」と分類するも、、「これは手元においておきたい本」がまだまだ多くて悩みまくる。
とりあえず、捨てる本。
早く捨てないと、相変わらずの納戸状態が解消されない。
で、悩んでいる一つのカテゴリーが「片岡義男」文庫。

なんと100冊を越えているのだ・・・。これに単行本も含めると、本当に「片岡義男文庫」が作れそうだ。
ついついぱらぱらめくり返すと、結構好きだったのを思い出してしまった。そのため、ついつい読み返したくなってしまったのだ・・・。
レイコさんの写真が沢山載っている『幸せは白いTシャツ』と、『コーヒーもう一杯』、『ときには星の下で眠る』はやはり捨てられないなあ・・・。なんて考えてると、捨てられない。
全ての文庫を納めた全集でも出ればそれを買ってこの文庫の山を捨てるのだが・・・。
それにしても、これだけ本を捨てたり売ったりする算段をしているのに、まだ本棚には、こんなに本が沢山・・・。

『内田義彦著作集 全10巻』は、きっとブックオフだと二束三文なんだろうなあ。これは非常に価値のある全集。神田の古本屋に売りに行くか。

で、結局、まだまだこんなに本があるので(写真の本棚以外にあと2つ本棚があって、そこには僕のミステリー本と、嫁の文庫とマンガがぎっしりなのだ・・・。)、書斎にするには、当分時間がかかりそうだ。

書庫(納戸とも呼ぶ)の片付けをした休日の午後、おやつに嫁さんがパンケーキを焼いてくれたので、そこにバニラアイスクリームとKitul Syrup(キトル・シロップ)をかけて食べる。
なかなかおいしいおやつ。
Kitul Syrupはスリランカで作られるシロップのこと。
なんでも、ヤシ科のキトルヤシ(孔雀椰子)の花房からとれる花蜜なのだとか。
見た目は黒糖のシロップかメープルシロップのよう。

メーカーのサイトから説明を引用すると、「キトルヤシは熱帯雨林に棲息しスリランカではキトルパニー (Kitul Pany)と呼ばれ、昔から伝統的な甘味料として食されてきました。」とのこと。
カロリーが少ないシロップというのも優れものだ。
アイスでも溶けるというので、アイスティーの甘味にも使えるらしい。
ちょっと試してみようかな。

前回のReding Tracksから約3週間。その間に結構本を読んだ。
相変わらず雑食ならぬ雑読。
節操無く読み散らかしている状況。
『鴨川ホルモー』 万城目学
『ホルモー六景』 万城目学
『QED諏訪の神霊』 高田崇史
『もう一度学びたい古事記、日本書紀』
『宇宙を読む』 谷口義明
『刀語第三巻』 西尾維新
『有頂天家族』 森見登美彦
『包帯倶楽部』 天堂荒太
ホルモーシリーズは、なかなか良い。これは久しぶりのヒットかな。
いまドラマで『鹿男あおによし』をやっているが、これよりも、ホルモーシリーズの方が格段に上だろうね。
森見登美彦(モリミー)も読めば読むほど、するめのように良い味が出てくる。
ホルモーシリーズと同じ京都が舞台で、狸やら天狗やらが出てくる荒唐無稽だけど、なんかあたたかくて、よいなあと思う。
『有頂天家族』は続編も出そうなので、楽しみ楽しみ。
西尾維新は相変わらず。戯言シリーズのような軽快な物言いがいい。
高田崇史の『QEDシリーズ』は、大昔呼んだ記憶があるのだが、うーん、人物描写とか物言いがなんだか古い。諏訪の御柱祭りの解釈は面白いけれど、うーんその程度の解釈か・・・。ちょっと腰砕け。
さて、これから読む本はこれ。
『【新釈】走れメロス』 森見登美彦
『クロノス・ジョウンターの伝説∞インフィニティ』 梶尾真治
『刀語第四巻』 西尾維新
でも、この三連休で読んじゃうなあ・・・。

ひょんなことから安く譲っていただいた劇団☆新感線のIZOを見てきた。
劇団新感線暦は、まだまだ浅いのだが、DVDなども含めてみた新感線とは今回はちょっと違ったという印象。
まあ、キャスティングからいって、新感線の人たちが少ないし、森田剛くんと戸田恵梨香嬢が前面に出てたので、イメージが違っても仕方がないかと。
が、それはそれで、なかなか良かった。
特に、最後の場面は見せるなあと。
音楽と舞台装置は、新感線らしい。
森田くんも声をがらがらに嗄らしてはいたけれど、なかなか良い動きだった。
戸田恵梨香嬢はデスノとかギャルサー、のぶたのイメージが強いんだけれど、でも、そのまんまだった(笑)。だって、声が・・・(笑)。
話は幕末活躍した土佐の剣客、岡田以蔵を扱ったのも。
最近、篤姫とか鞍馬天狗とか、幕末物が多いので、なんとなく親近感?!があるものの、ああ、幕末の歴史って、あまり知らないなあと、この時代の歴史を勉強したくなってしまった。
でも、封建制から近代民主主義への移行という大きな時代変化に翻弄された人たちが本当に沢山いたのだろうなと。
それらの人たちが築き上げた明治時代が、本当によかったかというと、実は中国の文革のように断ち切られてしまった文化遺産というのも沢山あったし、大戦に向かって突き進むきっかけになったのだから、一概にそうもいえないんだろうけれど、そこに向かう過程で、多くの人が胸に秘めた身分のない時代に進むぞという熱い思いは、篤姫にも鞍馬天狗にも、そしてIZOにも主題として掲げられるものだわけだ。
IZOという登場人物も、あんなふうに描かれると魅力的ではあるが、篤姫に登場する小松帯刀は、京都でIZOにも鞍馬天狗にも出てくる人たちとあれこれ関わりがあって、非常に興味深い。
もし、彼が39歳の若さでなくなっていなければ、明治という時代も、違ったのだろうか。
話が脱線したが、IZOは、なかなか良く出来た話だった。
ただねえ、後ろの姐さんの洟をすする音が大きくて。
たしかにうるうるっとくる場面が後半何度かあるんだけど、それ大きすぎやしませんか?・・・(笑)。

麻布十番で午前中会議があったので、ランチは帰りの地下鉄のことも考えて、六本木ヒルズまで足を伸ばした。
随行してくれたスタッフを連れて久しぶりに南翔饅頭店へ。
以前ランチに行ったときには、あまりこれといったランチセットがなかったと記憶しているのだが、今回は、小龍包6つ(肉×2、蟹味噌×2、海老×2)、点心一種類、麺か飯、デザート、ジャスミン茶、大根の漬物がセットになっていた。
久しぶりに食べた小龍包、黒酢としょうががとてもマッチしておいしい!

麺とご飯は相当まよったのだが、メニューのそぼろご飯の写真に引かれてそれにした。なかなか美味しかったのだが、ちょっとサイズが小さい。多分麺の方がお腹には溜まるだろうな。

中国茶はジャスミン茶。ポットで出されるので、湯の継ぎ足し自由。
ここのマンゴープリンはいまいちだった記憶があるので、デザートは久しぶりに杏仁豆腐。
これは正解だった。
少しばかりもちっとしているが、南杏の味がしっかりとしていて、おいしい。
上海の本店でいつか鱈腹食べてみたいものだ。

昨日は節分。
節分の豆まき用の豆を買うのを忘れていたので、雪の中、車を出して近所のスーパーまで買いに行った。
いまや、豆まき用の豆も、小さな小袋に入って売られる時代。
どれを買ってもおんなじだよなあと思いつつ、「節分特集」と広告の張り出された棚をみたら、「京都の豆専門店」の赤い袋に入った福豆を発見。
豆まき用というよりも、「年男」だから食べる用!見たいな感じで、撒くための豆とは別に買ってしまった。

一袋400円ちょっと。さすがに高い。でも、ふっくらとしていて、豆につやがあって、一袋198円の豆とはぜんぜん違った。
嫌がる息子を駆り出して、一応全部の部屋で豆まき完了。
今年は福が沢山来ることを願うばかりだ。
そして今日が立春。
立春の前日に雪が降って、なんだかどこが立春だと思うほど寒いけれど、そらがスコーンと抜けるように青くて気持ちが良かった。
「立春大吉」の張り札を下げてた頃が懐かしい。
そういう風習は、もう廃れる一方なんだろうかねえ。
お茶の季節まで、あと八十八夜(笑)。

夕べの天気予報で今日は雪だと聞いてはいた。
でも、朝起きてカーテンを開けたときに、一面真っ白だったときは、ええ?とおもった。
こんなに降るのか?
我が家のこのあたりは、都会でボタン雪が降っていても、確実に積もる。
そして解けずに凍結するのだ。
なので、半分埋もれている車の雪かきをする。

ソレルのスノーブーツが結構埋まる。
もう15cmは積もっただろうか。
雪かきの後に、あたりを少しだけ撮影した。
ここはどこだ?
本当に東京か?
そんな写真(笑)。
あとは、家でのんびり本でも読むか。
まだまだこのあたりはやみそうにない。
雪が降るのはいいのだが、明日の通勤を考えると・・。
明日の通勤の電車が動くことを祈って。
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