
Nikon D200, TAMRON 28-75mm F2.8 MACRO
+谷中の紫陽花+
*今日は一日雨が降ったり止んだり。時折激しく降る雨に、なんだかもう梅雨入りしたのかいななどと思ったりして。息子もテニスの試合だったのだけど、遠くまでわざわざ出かけたにも関わらず、一試合しか出来なかったらしい。
*僕はといえば、住んでいる住居の管理組合総会に借り出され、ほぼ一日つぶれてしまった。今年は不幸にも副理事長などになってしまったので、これからかなり休日が潰れるのだ。
今まで15年も逃れてきて、そろそろやっていない人はいない、だから来年はほぼ一巡らしいなんて話を聞くと、まあ仕方の無いことだなあとは思うのだけれど。
すでに来月は4回ほど会合があることが決まっているらしい。すべて出席しなければいけないわけではないのだが、できればまとめて一日でやってしまって欲しいものだ。6月は学会やミートアップ、さらに久しぶりのお茶会のお誘いを受けているのだから。
*そうそう、梅雨といえば、まず思い出すのが紫陽花。
すでに、もうあちこちで色付きはじめている。6月の写真仲間とのミートアップは懐かしい「鎌倉」と決まっているのだが、一名ほど病み上がりの人がいるので、元気な人も含めて、極力歩かない物見うさんコースになりそうなのだが、僕にしてみれば、まあ、おいしい料理と素敵なカフェにいければ僕はそれでOKか。それでも、やはりこの時期に鎌倉へいくとなると、紫陽花ははずせない。
北鎌倉の明月院はそれこそ高校時代になんども行った思い出のお寺だけど、今回は長谷方面だろうか。成就院などは、開門前からカメラマンが列をなすらしい。出来る限り混まないところを、肩の力を抜いてふんわりと写真を撮りながら歩きたいものだ。
*新しいいPodがなかなか良い。動画も綺麗に見れるし、なにしろ大容量なのに小さいのがうれしい。いままでのiPod(80G)に比べて薄さは半分。大きさもなんとなく小さい。しかもデザインがいい。
確かに嫁のiPod touchをみると、ちょっと欲しいかもって思うのだけれど、動画メインではないしゲームはやらないし(両方ともPSPで満足)、だったら、カメラ付きのiPhoneの方がいいかも(でもソフトバンク隙じゃないから電話は換えない)。
おかげで家の中にいるのに、みんなでイヤフォンつけている・・・ってどうよ。


もうそんな季節なんだね。
金曜日の夜に開催された新人歓迎会。
自分のを入れないで、もう25回もこんな季節が過ぎていったのだなあと、君たち若者たちの姿を見ながら妙に感慨深く思ったりする。
この会も、3年前からお客さんになってしまったので、胸にはピンクの大きな花を付けられて、ほんの少しだけ居心地が悪いのだけれど、小さな黄色い花を胸に付けている君たちに、元気をもらったような気がするよ。
面接で君たちといろいろと話したのはもう去年。あれから一年たって、みんなそれなりに成長したのだろうか。普段話をする機会もあまり無いけれど、皆立派な社会人になってくれればいいなあって、まるで父親のように思ったりする。
まあ、考えてみれば、君たちの父親と同じような年なわけだから、あながちそれもありなのかもしれないけれどね。
ともかく、これで僕たちの仲間。いろいろとつらいこともあるだろうけれど、「大丈夫。すべてうまくいく!」って心に念じて、兎に角しっかりと前向きに歩いて欲しい。



SIGMA DP2
今週月曜日の通勤途中にいきなりiPodがフリーズした。何をやっても反応しなくなってしまい、仕方が無いのでオフィスについて、一度PCに接続するも、逆にPCがフリーズ。うーん、どうすればいいの?と思い、今度は充電することに。
しばらく放置していたら、なぜか通常メニューが表示されてた。おお、良かったとおもって、帰りの電車で聞き始めたら、なぜか、曲の途中でなんどもスキップ。一番聞きたい曲をすっとばしやがったので、ホイールで前にもどしたら、再び曲の途中でスキップ。何でやねんとおもい、しつこくその曲にもどしたら、ついに再びフリーズ。
帰宅して、同じような作業をするも、より一層スキップする曲が多くなってしまった。iTunesで初期化して、曲をインストールし直すも、症状は回復しない・・・。どうやら、iPOdのハードディスク障害のよう・・・。こうなったら、もう使いようが無いなあ。
でも、のーとみさんが使っていた時期をあわせて、この第四世代のiPodは、2004年発売だから、5年以上使ったことになるので、まあPCとかデジカメのライフサイクルを考えればそんなものかとあきらめることにした。
しかし、iPodが無いのは死活問題である。片道1時間半の通勤時間に音楽がなのはかなり苦痛。なので、急遽息子が以前使っていて今は放置している第二世代のiPod シャッフルにご登場いただき、応急処置。1Gモデルでも往復分は十分に聞けるだけの曲が入るので、まあいいかと思ってたのだが、嫁と息子でこのところはまっていたアメリカンアイドルのPVがiTunesのストアでダウンロードでき、それがiPod touchで見れると知った嫁が「iPod touchを買う!!」というので、僕もそれに便乗していPod ClassicをAmazonでポチリとしてしまったのだった。我が家の定額給付金は、結局アップル社に持っていかれることに・・・(笑)。
しかし、新しい120GのiPod Classicは、見た目も美しく、薄く軽い。しかも、120Gという大容量なのに、安い。ハードディスクタイプなので、いつかまた今回のようなことがあるのかもしれないけれど、まあ、それのときはそのときだ。
それにしても、嫁のiPod touchの液晶画面が綺麗なのには驚いた。iPhone人気もうなずけるなあ。でも、ソフトバンク嫌いだから、乗り換えないけどね。
これで僕の音楽生活も安泰というもの。

シリコンケースにいれたら、美貌が半減してしまったiPod classic

Nikon D200, TAMRON 28-75mm F2.8 MACRO
僕は、去年一昨年と2年続けて奈良の興福寺で阿修羅を見たんだけど、なにしろガラスケースの中にこじんまりと押し込められている阿修羅は、なんだか可哀相な感じだったのだ。
だから、2月の下旬に国立博物館の「阿修羅展」のポスターが張り出されたときには、これは行くしかない!と思っていた。しかも、3月の前売り券発売のお知らせにかのみうらじゅん会長の「阿修羅倶楽部」というのがあって(笑)、そこの会員バッチがかなり格好よくて「入る!」と思ってたのだけれど、なぜか3月の前売り券購入を失念していた。
阿修羅倶楽部では、海洋堂の阿修羅フィギアが売り出されたりしたのだが、あっというまに売り切れて、今やネットオークションで十倍の値段が付いてるらしい。
実際に『阿修羅展』が始まってみると、連日大人気で、入場を待つ人たちの長蛇の列が報道されたりなんかもされていて、特に阿修羅の憂いを帯びた表情が若い女性に人気なのだそうだ。
そしてようやく念願の阿修羅展を見てきたが、相変わらずの列。

しかし、さすがに国立博物館のレイアウトは素晴らしく、360度、阿修羅を見れるのは嬉しい。興福寺では、ガラスケースの中の阿修羅をほぼ正面からしか見れないので、後方からみれるというのは、凄く新鮮だった。
なにしろ、阿修羅は正面の顔が一番と確信してたのに、左側の顔を後ろから見ると、その横顔がなんとも可憐で美しいのだ。 ちょっときつめに見えるけど、これは確実に少女の顔だ。
阿修羅はなんでこんなに人々を魅了するのだろう。
もともと?!阿修羅は古代インドの魔神アスラが仏教に取り入れられたものだが、帝釈天と戦う存在。どの立ち位置から見るかにも寄るけれど、いわゆるヒンドゥー経では、悪者的存在なのだ。「修羅場」という言葉があるが、これも帝釈天と阿修羅が闘う場所から生まれた言葉。
確かに、その昔萩尾望都と光瀬龍のコラボ作品に『百億の昼千億の夜』という漫画があって、阿修羅が主人公として登場し、帝釈天と闘うが、なにかもっと優しい存在だった。僕の阿修羅好きはあれが原点だったなあ。
それに、僕の大好きな古代メソポタミア文明のシュメールなどに関係があるという気の遠くなるような説もある。シュメールに祭られていた「アンシャル」が阿修羅の起源だという話。その後アッシリア帝国の守護神になったというアッシュルも同義の神。バビロニアと凄惨な侵略戦争を繰り返した国の守護神である。この説は、シュメールが須弥山(スメールと発音)の類似があるので、まじめに研究されているという。
いまや阿修羅も、仏像という、仏教の信仰とはまるで違う、けれども美しい美術品として崇拝してしまうような存在。阿修羅を取り囲むようにおしあいへしあいして、信仰心など持たない人間たちを、阿修羅は、ちょっと皮肉の面持ちで見ているのだろうか。
僕はやはり奈良の秋篠寺の技芸天に昔恋したけど、阿修羅にも、こうして人に恋させるだけの魅力があるなと感じてしまう。
たった140cmぐらいの背丈。八頭身で、その体躯は少女のように華奢。腕、足、鼻は人間とは違った独特の造形である一方で、体のラインとか顔の造作はまるで人間のよう。そんなアンバランスさが魅了するのだろうか。
ほかにもカルラとか四天王とか見るべき仏像があれこれあり、阿修羅展を満喫。
いつもなら興福寺の国宝館に無造作に陳列されているのだが、流石に国立博物館の見せ方は素晴らしかったので、興福寺でもあんな陳列の仕方をすればもっと集客できるのになあなどと、不届きなことを考えてしまった。
今度は、東大寺の戒壇院の四天王を呼んできてほしいなあ。あそこの広目天は凄いと思う。

Nikon D200, TAMRON 28-75mm F2.8 MACRO
日暮里から上野の森までの「谷中」を歩く。ここはほぼ直線コース。のんびり歩いて1時間。もちろん、途中にはホトジェニックな建物やお店や、いろいろあって、のんびりわいわい歩くのが楽しい。
細い路地なのだが、時折車が連なって通り過ぎていくのは、ちと興ざめだが、地元の人には抜け道なのか・・・。
有名どころを押さえながら、あちらでパチリ、こちらでパチリ。ジャンクフォトを量産(笑)。
日暮里から初音の道を歩く。
まずは、朝倉彫塑館(上の写真)。この当たりでは一番有名で、小川糸の小説『』にも登場するのだが、残念ながら春から改築工事が始まっていて、中には入れない。
斜め向のじねんじょで薬膳カレーを食べて、さらに初音の道を。
さんだら工藝という竹細工の店があったり、貸しはらっぱ音地という町屋風の建物があったり、そして観音寺の築地塀が趣きあってなかなかよろしい。
凄くシックなつくりの「韋駄天」という陶器やさんをのぞいたり、江戸時代の建物を保存しているすぺーす小屋とか、べっこうやさんとか、凄く不思議な感じの昭和の居間みたいな間間間というカフェとか、詩仙香房というお香屋さんもある。
さらに進むと、公衆浴場を改装したスカイ・ザ・バスハウスというギャラリーやら、かの黄色い看板が有名な愛玉子、地元の人が買いに来る和菓子の店岡杢栄泉、お洒落なCafe谷中ボッサ、そして旧吉田屋酒店など、どこも写真になるところばかり。
芸大を抜けて上野の森まで、なんだか下町情緒で楽しかった。
そんな写真たちは、「この続きを読む」からどうぞ!

Nikon D200, TAMRON 28-75mm F2.8 MACRO
土曜日の続き。
日暮里から歩き始めて、下町をぶらぶら。いわゆる谷根千の一角。本当はじっくりと一日かけて谷根千を歩きたいのだけれど、なかなか時間が・・・。
とにかくおなかが空いたので、小川糸さんの2作目『喋々喃々』にも登場する朝倉彫塑館の向側にあるランチは薬膳カレーの店「じねんじょ」に突入。
ここの名物は、とにかく手の込んだ薬膳ヘルシーカレー。バターを使わずに35種種類以上のスパイスと薬膳素材を利用して作られたカレーは、味もなかなか美味しい。
野菜カレー、海鮮カレー、ビーフカレー、チキンカレー、角煮カレーなど、メニューも豊富。しかも、トッピングで生姜とクコ(風邪に効く)を乗せてくれる。
ライスもはっぱ(笑)が乗っている。僕はチキンカレーを頼んだのだが、このチキンもしっかりとあらかじめ焼いてあり、美味しかった。
店員さんも丁寧だし、なかなかの高得点のお店だ!



薬膳カレーじねんじょ 谷中店
住所:東京都台東区谷中5-9-25
電話:03-3824-3162
営業:火~金 11:30~16:00/17:30~21:00
土 11:30~21:00
日 11:30~20:00
定休:月曜日

Nikon D200, TAMRON 28-75mm F2.8 MACRO
旧古河庭園に立つ洋館は、岩崎邸やら横浜山手の洋館に比べて、かなり重厚な感じのする建物だ。建物そのものがフォトジェニックである洋館は、写真撮影に非常に向いているのだが、この洋館は、大正時代に活躍したジョサイア・コンドルの手によるものだとか。
洋館の前の洋風庭園(昨日イギリス式と書いたけど、間違えで、フランス式とイタリア式なのだとか・・・。)が目の前にあるのもなかなかいい。

丁度昨日は結婚披露宴で貸切だったようで、こんなところで、披露宴というのもなかなかいいものだなと思った。誰か結婚する時には、こういうところで式を挙げなさい(業務命令(笑))。ああ、もちろんそういうときは、ゆっくりと景色を身ながら食事をしたいので、主賓とかスピーチありというのはお受けしかねますので(爆)。
ともかく、絵になる洋館だ。
洋館の続きの写真は「この続きを見る」からどうぞ!

Nikon D200, TAMRON 90mm MACRO
日曜日に国立博物館でやっている『阿修羅展』を見に行こうということになってたのだけれど、午前中は混んでいるし、どうせなら15日から始まった旧古河庭園の薔薇フェスティバルを見て、谷根千の一部を歩いてから上野に以降ということになった。しかし、日曜日は急遽雨の天気予報。ならば、前日の土曜日にということになって、今日出かけてきたというわけ。
天気は良かったのだけれど、逆に暑くて、なんだかしっかり腕とか鼻とかが焼けてしまった・・・。

旧古河庭園は、2年ほど前に六義園の桜をみに来たときに、寄ったのだけれど、それ以来久しぶりの訪問。洋館があり、イギリス風庭園と日本庭園がある、なかなか趣のある庭園だ。残念ながら洋館は予約しないと見学できないし、撮影は禁止。こういうところは、なんだかなあと思ってしまう。横浜の洋館は全部OKなのにねえ。
薔薇は、かなりの品種があれこれと咲いているけれど、やや盛りを過ぎてしまった花が多かった印象があった。それでも沢山の人が薔薇を愛で、写真に撮っていた。
meet up風のグループや、一眼レフカメラ持参のお嬢さんなどがかなりいて、まあ、一種の撮影回のような・・・。それにしても、皆さん素晴らしい機種のカメラをお持ちで・・・。
他の薔薇の写真は「この続きを読む」からどうぞ!

au W61CA
今日のランチは久しぶりに茅場町の割烹料理屋「辰巳」。
ここはその昔、兜町のおじさんたちの接待のお店として使われていた時代もある、なかなか趣のある町屋なのだ。僕がまだ新人だった26年前(笑)、当時の部長が連れて行ってくれた店でもあり、その後、接待でも何度か足を運んだ店。
店のご主人も代替わりして、もうこの10年ぐらいは、リーズナブルな割烹料理店になって、ランチも焼き魚定食とか、てんぷら定食とか、メニューもそんなに特徴があるお店ではなくなっていた。
久しぶりにランチを食べに行ったら、代替わりしたばかりの余裕の無かった若旦那も、すっかり貫禄が付いて、にこやかに料理してたし、美人の女将さんも、ご主人同様、にこやかで、なんともゆるゆるとした良い店になっていた。
穴子のてんぷらが美味しそうなのだが、今日は鮭定食+ポテトサラダ。鮭は皮の部分がぱりっとしていて、身も油が乗っていてなかなかおいしい。そしてご飯も、割烹ならではのちゃんとした炊き方。味噌汁の出汁の味がややおとなしいのだけれど、ちゃんとした仕事はしているみたいだった。
若旦那のにこやかさが、お店の雰囲気をとてもよくしているのがわかる。いい店になった。


au W61CA
用事があって、昼休みに日本橋の丸善に行った。用事は果たせなかったのだけど、用事のあった洋書の階に丸善カフェで久しぶりに「早矢仕ライス」を食べた。由来はリンクから飛んでもらうとして、どうして「早矢仕」がたんに「ハヤシ」になったんだろう。
まだ丸善が昔のビルだった頃、屋上にこのお店があって、まだカフェなんておしゃれな名前が付いていなかった頃、食通の課長に連れてきてもらったのが、このハヤシライスを食べた初めての経験だった。20年以上も昔の話だ。
日本橋、人形町方面は、昔ながらの洋食屋さんがたくさんあって、それぞれに美味しいので、ここのハヤシライスを特別美味しいとは思わなかったのだけど、なんでも「発祥」は珍しいもの。
ともかく少し甘くて少しスパイシー。僕が今日食べたのは、旬の野菜のハヤシライス。野菜サラダとハヤシライスで1200円。量はちょっと少なめ。まあ、ものはためしで食べてみるのはおもしろいかも。
ところで、このハヤシライスの元祖だった「早矢仕」さんのお名前は「有的」だったとか。インターネットがこんなに発達する前、ニフティーサーブで遊んでいた頃の僕のHNが[游笛=ゆうてき]だった。で、ときどき漢字の変換ミスで「有的」になって、そのまま有的をつかってたこともあった。懐かしい名前に出会ったなあという感じだったなあ。
もう、15年以上も前の話・・・。

Nikon D200, TAMRON 90mm F2.8 MACRO
我が家の入り口の生垣に、椿とともに生えているバラの一種。白い花なので、勝手に白モッコウバラだと思っているのだが、名前はわからない。
これを撮ったのは風がある日だったので、なかなかピントをあわせることが出来ず、苦労したのだが、面白いことに、風が吹いているときでも、ほんの一瞬、ぴたりと風がやむ瞬間がある。そこをじっと待ってシャッターを押す。そんなときには連射できるとうれしい。
白い花は難しいのだが、最近の僕は、白い花を撮りつつも、背景をどのように使用かってことばかり考えている。いかにパステル調にするかが課題だったりする。
白い花をちゃんと撮れる
ようになるのは、永遠の課題だなあ。

Nikon COOLPIX P5100
桜やハナミズキが終わったあと、さあ、今度はどんな花を撮ろうかと思ってたのだが、最近我が家の周りには、名前の良くわからない白い花があれこれ咲いている。どれも名前が分からないのだけれど、小さな薔薇のようなものもあれば、生垣になっている植物の花もある。
じっくりと我が家の周りの名前も知らない白い花を撮って歩きたいものだ。
白い花を上手に撮る極意というのが無いものだろうか。まあ、一番難しいのは、絞りということになるのだろうな。白は通常、カメラの場合はプラス補正するというのが定石なのだが、これを白い花でやると確実に露出オーバーになる。いわゆる花の部分が白く飛んでしまうわけ。
まあ、全体を綺麗に写そうというわけではないので、評価測光で撮ると白とびするので、マイナス側に補正するか、あるいは花の部分でスポット測光をして、補正なしでとるか。あるいは、まあそのときの条件ということになるかな。早朝の光で撮るのがいいのだろうね。直射日光の場合は本当に難しい。
花のアップ出なければ、やはりプラス補正がビンゴなんだろうね。
あとはWBの問題。どうしても青いのが好きなので、色温度低め設定で・・・。でも、コンデジだとこの手の補正が難しいね。それにぼけないし。
週末にはそんなことを考えながらあれこれ楽しんでよってみようかな。でも、週末天気悪そうだ。

Nikon D200, TAMRON 28-75mm F2.8
先週見てきた「ダカフェ日記の小さな写真展」。
もう、会場で一つ一つ写真を見るにつれ、ああ、こういうのが幸せの形だよねって思った。
息子が小さかったとき、こんな日常の風景を写真に撮ればよかったなって、思わず思った。それなりに写真は撮ってたけど、本当に生活の中でその時々の瞬間を切り取った写真はほとんどないなあ。ちゃんと一眼レフカメラで写真撮ってたのになあ。

それにしても、ここで同時に展示されていた広松木工の家具はとてもよかった。
なんか暖かくて、生活の中でしっとりとなじむという感じ。思わずカタログを購入してしまった。どの家具も一生ものとしてして使えるものばかり。
その昔、KAKI工房というのがあって、あそこの家具に惚れてたけど、それ以来の惚れ方をしてしまった。
どの家具も暖かいよね。出来ればテーブルかソノチェストがほしいなあ。うーん、でもこの値段だとハッセルブラッド買えるなあ・・・(笑)。でも、園前にSIGMA DP2かな。

Nikon D200, TAMRON25-90mmM2.8 MACRO
恒例のテニススクールの後、稲城のI川さん宅で開催された「M3クラスのserinaさんの快気祝いバーベキュー」に参加した。M3のメンバーは、初級の時に何名がご一緒させていただいたことがあったし、前回の合宿でご一緒させていただいた方もいたので、気安く参加させていただいた。
テニス帰りに、幹事のY本さんとともに、I川さんの車で買出しに。なんだかあれこれ、食べたいものが沢山あったので、ついつい買いすぎたか。
そしてI川さんのお宅の芝生のお庭でバーベキュー準備。バーべキューは息子が小さかった頃、本当に良くやったのだけど、最近はすっかりご無沙汰。炭に火をつけるのが一番の難関。本当は内輪があると楽勝なのだけど、炭が入っていたダンボールを引きちぎって、内輪代わりに。他のメンバーが到着するまでには、火がつき、準備完了。
今日のメンバーは、ぼくら3人のほか、主役のSerinaさん、ブログにリンクさせていただいているたむさん、合宿でご一緒させていただいたMさんとHさん、学校の美術教師をされているXさん。さらに後から自転車でやってきた同じ年のM崎さん。
まずは、オージービーフのステーキ肉を網焼きに。やはり炭火はちがうなあ。うまい。そのほかにししとう、なす、たまねぎ、しいたけなど野菜沢山。ジャガイモは、アルミホイルに包んでそのまま炭火の中に。冷凍焼おにぎりも。
さらに、焼肉用の肉を焼きまくり、かにとハマグリ(ちょっと小さくて、アサリの大きいのみたいなハマグリだった。)、さらに、ホイルに包んでピザまで焼いてしまう。M崎さんが焼くそばを焼いてくれた。
締めはY本さん持参の自家製ティラミスとSerinaさん持参のとちおとめ(いちご)。
いやあ、良く食った。そして楽しかった。是非またご一緒させていただければうれしいです。
バーベキュー終了後は、稲城駅近くのカラオケやで9時過ぎまでカラオケ(笑)。歌う歌が困った・・・。
バーベキュー写真は、「この続きを読む」からどーぞ。

Nikon D200, SIGMA 30mm F1.4
連休最終日、雨の降る中、恵比寿ガーデンプレイスにある東京都写真美術館(別名「写美」と呼ばれているらしい。)へ。
一番見たかったのは、「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 Ⅱ.中部・近畿・中国地方編」という奴。写真が日本に入ってきたペリーの黒船の時代、地方にも写真の技術が伝播され、そして作られた「堆朱カメラ」。元は銀板を使ってフィルム(?!)として利用していたらしいが、日本に入ってきたときには、ガラスに乳剤をそのまま塗りつけてフィルムとして使われたのだそうだ。
セルロイドの発明まで、銀板とかガラスが使われていたそうで、セルロイドの発明はそれだけ素晴らしいものだったわけだ。でも、最近では、すっかりデジタル機構がそれらを代用している。100年の技術進歩は凄すぎるのだと実感。
上の写真の右側のポスターにチラッと写っている奴が、その堆朱カメラ。福井の蘭方医、笠原白翁(かさはらはくおう)が所蔵した国産写真機だそうだ。ダゲレオタイプカメラという奴らしいのだが、堆錦(ついきん)による装飾を施してあり、なんとも日本らしくて格好いい。
二つの箱が入れ子になっていて、外の箱にレンズが付いていて、中の箱にホルダーが付いていてピントを合わせるために前後にスライドする。
この原理は、針穴カメラよりもすごいかもしれないね。そんなカメラで撮られた明治時代の写真があれこれ展示されていた。
他には、「やなぎみわ マイ・グランドマザーズ」という、老婆の末来をテーマにストーリー性を持たせた作品展や、「聖地巡礼」と題して、インド、アフリカ、南米など各地の聖地を訪ね撮りためた野町和嘉写真展などが開催されていた。
見所満載の、写真好きにはうってつけの美術館。又展示が代わったら行ってみたいものだ。
他にも恵比寿ガーデンプレイスを散歩。雨に降られてしまったので、その辺をぱちりとしてきた。との時の写真は、「この続きを読む」からどーぞ。
東京都写真美術館(写美)
住所:東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内
電話:03-3280-0099/Fax.03-3280-0033

ダカフェ日記は、お気に入りのブログ。
モリポンの写真と、ウイットにとんだ一口コメントが大人気。
そのサイトが再び本になった。
『続ダカフェ日記』
『ダカフェ日記』のときから、さらに大きくなった海ちゃんと空ちゃんの姿が、ここでもほほえましい。
そしてそれを見守るモリポンとダーちゃんの愛ある視線。
間違いなく家族って良いなって思える一冊。
『続 ダカフェ日記』著者・撮影=森 友治
発売:4月24日(金)
定価:2,310円(税込)
発行:ホーム社
発売:集英社
四六判変型ハード(18.6 ×15.4 × 2.0 cm)
224ページ(オールカラー)
ISBN978-4-8342-5155-5
Amazonで購入!
『続ダカフェ日記』の発売を記念して、小さな写真展が開催されている。
これは絶対足を伸ばさないと!
「ダカフェ日記の小さな写真展」
期間:4月24日 (金) ~ 5月10日 (日)
時間:11:00 ~ 20:00
費用:入場無料
会場:三鷹のDAILIES

au W61CA
久しぶりに、M社のU氏とランチをしようということになり、日本橋コレドの中に入っている松江料理の店「皆美」へいった。
ここは、これでもう5度目ぐらいか。3回はランチとディナーで、それぞれコース。まあいわゆる接待という奴。で、のころに2回は軽くランチを食べにきた。
ここの名物は「鯛茶漬け」。鯛茶漬けといっても、ここのはちょっと変わっていて、たまごの白身と黄身を別々にそぼろにし、さらに鯛の身をそぼろにした奴を、それぞれご飯に盛って、葱、わさび、海苔を載せて、鯛のだし汁をかけるというもの。
なかなかさっぱりとしていて美味しいのだけれど、小櫃に茶碗二膳分もご飯があるので、食べ終わった頃にはそれはもうお腹一杯なのだ。こんな日は、平日でも、昼寝をしたくなる。なんでも昼寝を10分ぐらいするだけで、脳が活性化するんだとか。いつか我が部屋に閉じこもって昼寝しよう。
ともあれ、松江といえば不昧公。数寄者であった彼が美味しいものをあれこれ考案したらしいが、そんな恩恵を何百年後に楽しめるとは、不昧公様々である(笑)。


連休は、部屋の片付け。
一番の問題は、我が部屋にあふれかえっている写真のアルバムと写真とそしてネガ。いらない紙焼は、捨てる。いらないネガも捨てる。そう、なんで捨てるっておもったかというと、以前読んだ片岡義男の文庫本に、「写真は捨てる」って書いてあったのをふと思い出したから。
以前は、どうして撮った写真を捨てられるんだろうと思った。でもね、あまりにも 沢山紙焼がたまりすぎてしまうと、その中から自分で残す写真を選ぶことも必要になるのだろうと。
一枚一枚の写真にその時々のいろんなことが詰まっていて、なんだか捨てられないんだよね。ああ、あの時こんなことがあったっけとか、こんなことしてたんだよなとか。それで、身軽になるために、思い切って捨ててしまってもいいものもあるのかもしれないなって、写真を見ながらそう思った。
たとえば、こんなネガやポジを、スキャナで起こして、画像としてデジタル化したら、ちょっと面白いかもしれない。ふと、自分が写真を撮っているときの気持ちをもう一度思い出したりしながら、そんな作業をしたら面白いかもしれないって、思った。

ついでに発掘した父親の写真。ネガではなくて、カメラを残してくれればよかったのになあと、このポジが撮影された50年後に、自分の息子が思うなってこと、そのときは父親は思いもしなかっただろうなあ。そんなことを考えたら、ちょっと面白かった。

自然教育園は、もともと中世の豪族の館があった地とのこと。江戸時代には、高松藩主松平頼重の 下屋敷 となり、さらに明治期には陸海軍の 火薬庫、大正期には白金御料地と、一般公開されない形で保存されてきたため、比較的自然が維持される形で広い土地を残してきたらしい。
そして1949年には全域が天然記念物に指定され、国が管理することになり、国立博物館の付属機関として、「自然教育園」がオープンしたのだという。
僕らは「自然教育園」という名称につられ、様々な花が咲き乱れている様を思い浮かべたのだが、この地はむしろ手付かずの地をそのまま残したという感じの園内には、残念ながら沢山の花が一度に咲き乱れているような場所は見つからない。。
散策路を歩く道すがら小さな植物の群生があったり、沼のような池があったりと、まるで里山探検をしているような感覚だった。
それでも、芭蕉をはじめ様々な花が小さな花を付け、亀や鯉などが池に戯れる。だから、写真を撮るにはそれなりの場所ということなのだろう。運がよければカワセミにも出会えるかもしれない。たまには、こんな風に整地されていない公園を歩くのも良いのかもしれない。
国立科学博物館付属自然教育園
HP:http://www.ins.kahaku.go.jp/
他の写真は「この続きを読む」からどーぞ!
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