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旅の記録、日常の記録、ふと気になったものたちなど、そんなものを切り取ってみた
朧の森に棲む鬼

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森が囁くとき、滅びが始まる。

野良犬のようにギラギラとした目の男が、シャレコウベを踏みつけ歩いていく。
そこは累々たる屍に埋まる深い森。

「王の座を欲しくないか、おまえの命と引き替えに」

突然現れた森の魔物《オボロ》の声が、その男の運命を変えた。

……「おもしれえ」。

        *  *  *  *  *

一昨日の晩、初めて舞台なるものを見た。

いやあ、こんなにはまるものだとは思っていなかった。「新感染」(新感線+染五郎)は、染五郎と天海佑希が競演した「阿修羅城の瞳」と染五郎と鈴木杏の「髑髏城の七人(アオドクロ)」しか見たことが無かった。しかも、それはDVDでだった。

まえまえから、友人からすすめられていたのだが、今回はじめて生で見ることが出来た。

『朧の森に棲む鬼』at 新橋演舞場

友達がが「新感線は音が大きすぎて・・・。」といっていたとおり、のっけからハードロックの大音響が響き渡る。いやあ、この音の大きさ、小学校5年で初体験したDeep Purpleの武道館でのライブを思わず思い出して、なんかわくわくした。

キャストは超豪華。

 市川 染五郎
 阿部 サダヲ
 秋山 菜津子
 真木 よう子
 高田 聖子
 粟根 まこと
 小須田 康人
 田山 涼成
 古田 新太

みんなうまいねえ。

染五郎はいちいち、一場面ごとに絵になるのが凄い。演劇というのはぜんぜん知らないけれど、あんなに一場面ごとに絵になる人っているんだろうか。

高田 聖子さんのあのパワフルでうるさい演技。でも、場が盛り上がり思わず皆拍手。

古田新太さんのあの存在感。テレビでしか見たことが無かった変な人というイメージがもう、どこかへ霧散した。(笑)

秋山 菜津子さん。いやあ、この人宝塚?って思ってしまったごめんなさい。でも、格好よすぎだった。ちと遠かったので、目線の動きとか、そんなのがわからなかったので、DVDでしっかり見たいとおもった。

真木 よう子さん。秋山さんや高田さんに比べると、演技はまだまだこれからという感が強いのだが、いやあ、ごめんなさい。僕の好みです、この人(笑)。当初3000円といわれて買う気が無かったパンフレットの写真をみて、一目ぼれしました(爆)。ちょっと注目か。

で、なんといっても、阿部 サダヲ。飛んだりはねたり、見栄を切ったり、大声で歌ったり、座頭市したり・・・。本当にパワフル。

シリアスストーリーなのに、あちこちに笑いの壺がちりばめられていて、大音響の音楽とそして美しい舞台。なによりもその中で動く人たちの演技がすばらしい。

本当にあっという間の3時間ちょっとだった。

落語といい、新感染といい、今年は素敵な出会いが多いなあ。


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注意:が以下には含まれます。時は文化 (元号)|文化文政の頃。江戸の町は、人知れず鬼がはびこる魔の都と化していた。幕府は、そんな鬼たちを退治する組織「鬼御門」を結成。現在は十三代目安倍晴明が取り仕切っている。その鬼御門に所属し「鬼殺し」と呼ばれていた病葉出門
2007/03/12(月) 23:09:06 | 演劇をしらべてみた
市川染五郎 市川 染五郎(いちかわ そめごろう)は、歌舞伎役者。屋号は高麗屋。 当代は7代目。定紋は三ツ銀杏、四ツ花菱。松本幸四郎の前名として名乗ることが多い。* 市川染五郎 (初代)* 市川染五郎 (2代目)* 市川染五郎 (3代目)* 市川染五郎 (4代目)*
2007/02/14(水) 04:58:03 | nanakoの部屋