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旅の記録、日常の記録、ふと気になったものたちなど、そんなものを切り取ってみた
松花堂弁当の謎を解く?!(笑)
日曜日は、やや雨がぱらつく中、京都駅に8時集合。

なんと参加者はバスにのって観光&講座という、すごいイベントだったのだなあ。まずは、今日の旅行を仕切ってくれるKさんが京都のいろんな歴史を紐解きながら、ガイドをしてくれた。へえー!と思うことが沢山あって、「京都検定」に俄然興味が。

まあ、ぜんぜん受からんから、まずは勉強なんだけど。

で、40分ぐらいで八幡にある松花堂美術館に到着。

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松花堂は、「松花堂弁当」という名前が広く知れ渡っているにもかかわらず、それってなに?という実態がぜんぜん知られていない。そもそも、農家が豆を入れる器として使っていた仕切りのある木の器を、松花堂がいろんな用途につかったことから、昭和の始めに、大阪の「吉兆」の創始者である湯木貞一がこの器の話を聞きこんで、弁当の器にすることを思いついたのが、現在の松花堂弁当なのだそうだ。

というか、松花堂って、人の名前????

そう、松花堂昭乗って寛永に生きた非常に知識と才能に飛んだお坊さんだったのだ。お茶にも秀で、小堀遠州と非常に深い友情関係を築いたらしく、狩野探幽とも絵を通じて競い合ったとも言われ、和歌にも秀でていたらしい。

その彼が、そうそうに隠居してこもった三畳一間の庵があったのが、この松風堂庭園。いまや立派な美術館が併設されており、彼の生い立ちや作品がいろいろと展示されている。

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小さな池や流れをうまく配した庭園の奥に、小さな梅庵と名づけられた彼の庵が復元されている。茶室にもなる書院作りの庵は、ああ、ぜひこんな庵を持ちたいと男のロマンをくすぐるような(笑)いでたちの庵だった。

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しかも、その前には「水琴窟」が配置されていた。水が滴り落ちる音が非常に美しく反響するこの風流な仕組みを、かれはどんな風に楽しんだんだろうか。

自然の中で、風の音や水の音に耳を傾け、書画や茶を楽しんだに違いない彼の生き方は、60前で逝去するという短い人生だったにもかかわらず、大層有意義だったのだろうな。

そんな美術館や庭園を一時間ばかり楽しんだ後、奥にある別館で中国茶講座。

直前まで何を話すか決めていないというありさまで、とりあえず「美味しい中国茶」をキーワードにあっちにいったりこっちにいったりと、ふらふらと話を一時間半ばかり。

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巌茶の肉桂や鳳凰単叢、サンタさんが送ってくれた新茶の龍井を飲みながら、話をした。

そのあと、美術館脇にある吉兆のレストランで、今日のメインイベントのひとつ松風堂弁当を堪能する。本家本元のお弁当がたべられるというのは、かなりうれしいかも。

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季節の山菜や刺身、お吸い物など、しっかりとした味わいの料理が用意され、美味しくいただいた。

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非常に良い美術館と庭園なので、機会があったら是非また行きたいものだ。ということで、午前中終了。


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湯木美術館湯木美術館(ゆきびじゅつかん)は、大阪府大阪市にある美術館。日本料理店「吉兆」創業者・湯木貞一(ゆきていいち、1901 - 1997)が収集した茶道具を中心とする美術工芸品(国の重要文化財 11件、重要美術品 3件を含む)の収蔵、展示を主たる目的として、1987年
2007/08/01(水) 11:58:31 | 大阪探索どっとこむ